ゆとり教育からの脱却の末に

小学校では総合学習という授業があるのですが、この総合学習は丁度今社会人5年目以下の人たちぐらいから始まったゆとり教育のなかに取り入れられた科目だと思います。この時は教科書も薄くなり、円周率は3で良いじゃないかといったことが話題になったり、台形の面積の公式なども省かれた時代でした。もっと生きる力を身につけさせようといったところが重視されていたのです。

この取り組みは結局失敗とくだされ、現在はまた揺り戻しにかかっているようですが、この総合学習をうまく指導できる教職員がいなかったんだと思います。この時代にIntel者が世界中の教職員に対して教育改革を起こしており、私もこの改革の伝道者として先生たちに6日間びっしりとお付き合い頂き研修リーダーを努めましたが、本当に受け入れてもらえなかったなぁと感じます。日本ではこのintel社の手法を総合学習に焦点をあててお伝えさせてもらっていたのですが、総合学習自体が上手く受け入れられていなかったこともあり、最終的に授業案を作成してもらうという課題でしたが、なかなか授業案を作成するというのは難義でした。

このintel社の取り組みは今盛んに言われているアクティブラーニングの走りなんです。教師は教えるより、先導者となりましょう。評価は結果だけで決めるのではなく、過程を重視しましょう。先生の発問は特に大事で子どもたちが考えるような発問をすることが大事で、YES、NOで答えられる発問は一番低レベルの発問であることを心得ましょう。といったトレーニングでしたが、恐らく研修では半分も伝えられてなかったのではないだろうかと思っています。その頃、情報機器をツールとして利用してといったことからそっぽをむかれかねない状況で、今ならこのintel社の教育改革の取り組みをすんなり受け入れてもらえる土壌がやっと出来上がってきたように感じます。

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